人工毛髪について
増毛は、自毛に人工毛髪を結びつけてボリュームアップするものですが、この人工毛髪についても良く知っておかなければなりません。
人工毛髪とは身体に拒否反応が表れない合成物質でつくったものであり、モダアクリル・塩化ビニル・ポリエステル・ポリアミド単繊維などの化学繊維が原料となっています。最近のものは耐熱性もアップしておりドライヤーの熱で溶けるということはまずありません。
■人工毛髪の特徴
表面に無数の細かな傷をつけ人毛のキューティクルに似た状態にするなど、人工毛髪をいかに自然な髪の毛に近づけるかという研究が年々進み、いろいろな人工毛髪が開発されていますが、やはり自然の髪の毛とまったく区別がつかない!という完璧なものはまだありません。しかし、普段生活するレベルではわからないという人工毛髪もあります。
人間の髪の毛は人種によって髪質は異なりますし、くせ・色・量と個々人の個性とおなじようにそれぞれ差があります。増毛を行う際は、初めに業者が自分の髪の毛にできるだけ近い人工毛髪を選んでくれますが、自然に近づけば近づくほど費用のほうも値がはるようになります。ファッションとしてつける安価なウィッグなどの人工毛髪を見てみるとよくわかりますが、安ければ安いほど品質も落ちてきますし見た目の不自然さも高まります。カツラや増毛に使われる人工毛髪は自然さを重視しますのでやはり高価になってくるのです。
増毛した人工毛髪は、カツラの場合と違い自毛といかに馴染んで自然に見えるかということが重要となってきます。髪の毛は抜けたり新しい毛が生えたり日々入れ替わっているものですが、人工毛髪は追加で増量する以外には全く入れ替わりはありません。増毛初期の頃はサラサラだった人工毛髪も、時間の経過とともに疲弊してきます。ほこりや油などの不純物やシャンプー・リンスなどの溶剤などが蓄積され、日々の洗髪、ブラッシングよっても傷がつき、だんだん滑らかさがなくなってきたり先端がカールしてきたり劣化していきます。すると人毛との違いが気になりだしますので全体的に不自然な印象を持つようになります。
最近ではコラーゲン入りの人工毛髪なども開発されてきていますので、研究の進み具合によっては本当に満足のいく人毛に近い人工毛髪ができるかもしれません。
このように、増毛は手軽にボリュームアップができるという利点と人工毛髪であるゆえに人毛との差がどうしても出てしまうという欠点もありますので、よく検討したうえでご利用ください。
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